生活習慣とマナーを身につける

TEACCHのアプローチ方法を参考に適切な生活習慣をみにつければ、普段の生活や公共の場などでのトラブルは減少します。ここでは、基本的な生活習慣とマナーの身につけ方をご紹介します。

特徴 内容
具体的なスモールステップを踏む 暗黙の了解や不明確な支持はアスペルガーの子には伝わりにくいです。こちらが当たり前と思っていることでも、ひとつひとつ丁寧に、教えて下さい。
「き ちんとして」のような不明確な言葉はわかりません。他人の感情を読み取るのも苦手なので言葉の意味をしっかりと最後まで伝えてください。例えば、服装が乱 れていれば「だらなしない」だけでなく「だからシャツをズボンに入れてほしい」ということを伝えるようにしましょう。
その際に大切なのは、子供に とってわかりやすいコミュニケーション方法をとることです。まずは手本を実際にみせる、そして視覚のほうがわかりやすいので絵や文字、写真などをつかって みてわかりやすいようにするのがコツです。そして、ひとつひとつ、小さなステップを踏んで教えてあげるようにしてください。
完璧を求めない アスペルガーの子だけに限りませんが、子供は機転を利かせることになれていません。アスペルガーの子 はとくに対人関係において失敗しがちになりますが、あいさつや電話の取り方などはパターンをつくってひとつひとつサポートしながら教えていきましょう。親 しい人と練習するのもよいでしょう。
曖昧にしない 「きれいに」「ちょうどよい」などの曖昧な言葉はつたわりにくいです。形容詞や副詞は避け、具体的な言葉にしましょう。たとえば、「きれいにとはどこをふきとればいいのか」「ちょうどよいとはどのくらいなのか」などを伝えてください。
食事 アスペルガーの子は、「マナー」という抽象的な概念が理解しにくいようです。そのため、食事中に たったり、歌ったりしてしまうこともあります。まずは食事が楽しいと感じられるような環境を整え、少しずつマナーを丁寧に教えていきましょう。できたらほ めることを忘れないでください。
また、アスペルガーの子はこだわりが強い、未知の食べ物への不安があるので偏食になりがちです。これはすぐに解決しようとせずに、じっくり対応しましょう。本人の好き嫌いを話し合ったり、食器を工夫したりすれば意外な気づきがあることもあります。
空間や時間をわける アスペルガーの子は几帳面な子が多く、規則性を好みます。規則的にするのが難しい空間や時間に関しては環境を整えてあげましょう。
自分の部屋がある場合は、休憩スペースと勉強スペースを区切るなどすると、空間を認識しやすくなって行動が落ち着きます。
時間に関しては、予定表を設置して、行動しやすいようにしてあげます。
得意をいかす アスペルガーの子は規則的なことが得意です。掃除や調理が得意であれば任せてみましょう。自尊心をはぐくむことに役立ちます。
また、興味のかたよりをいかしてそれを評価し、興味を勉強や仕事に役立つようにサポートしてあげるのもいいでしょう。
理由を説明する アスペルガーの子はなんとなくすることを嫌がります。理由をきちんと説明してあげましょう。
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