トラブルへの対処法

トラブルへの対処法

アスペルガー症候群の子供は、その特性から自分自身あるいは周囲とのトラブルを起こしがちになります。そんなときは、本人の気持ちを聞いてあげることが大切です。ここではトラブルの例を紹介しながらその対処法をご紹介します。

特徴 内容
特性の理解 まずはその子の特性を理解します。どんなときにトラブルになるのか、何を繰り返すと安心できるのかなどを理解し、その子にあう対処法を考えていきましょう。アスペルガーの子は周囲にきちんと言葉で伝えるのが苦手ですので、気持ちを聞くようにしましょう。
感覚、知覚過敏 アスペルガーの子は感覚や知覚が敏感ですので、周囲の人がなんでもないと思っていることを強くいやが ることがあります。大きな音や強い光、香水などのにおい、特定の食べ物などを嫌がることがあります。子供が喜ぶと思って行うことが苦しめていることもあり ますので、特性をきちんと理解しておきましょう。直すのではなく、ストレス軽減を優先させてください。
規則に幅を取る アスペルガー症候群の本人は規則や時間に異常にこだわります。規則やスケジュールが守られないと強い混乱と不安をもちますので、あらかじめある程度幅をもたせるようにしましょう。状況が変わることもあると伝えておく、時間なら○時~○時と幅をもたせることがよいでしょう。
交友関係 集団行動が苦手なので1人で過ごしたがります。交遊を強制せずに本人の意思を聞きましょう。友達がほしそうであればアドバイスしてあげましょう。
言葉 コミュニケーションや想像性、社会性を持つのが難しいので、言葉遣いが状況にあわないものになってしまうことがあります。
ま ずはマニュアル的ですが、便利な言い回しを教えてあげましょう。あいさつやお礼などをルールづけするとよいでしょう。大人には「です」「ます」を使うよう にさせてあげるといいでしょう。困ったときは、「わかりません」「おしえてください」などをいえるようにしておきましょう。
外出先 外出するとできることができなくなる、または普段と勝手が違うために不安になることがよくあります。うまく過ごせるために、サポートをしましょう。ルールを説明したり、勝手知った場所で練習するのもよいでしょう。イラストを使った練習も効果的です。
事前予告 臨機応変な対応を求められると、不安になりパニックを起こす子もいます。こうした事態を避けるためには、予定の変更や指示を事前にできるだけはやく伝えておくことです。
パニック時 パニック時はまずは本人を別の場所につれていって落ち着くまで待つようにしましょう。身体を触られるのを嫌がる子もいますので気をつけてください。
パニックには必ず理由がありますので、周囲の人はなぜパニックが起こったのかを検証しましょう。子供が落ち着いたら不安や悩みをききましょう。これがのちの予防に役立ちます。
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